
雪裡("せつり"と読みます)は夜中、一度も横になることはなく、朝、馬小屋に行くと、きれいなウンチをしていた。そして、私の顔を見るや否や、
「ちょっと!お腹減ったわよ!」


と、いつもはおとなしいのに、ごはんが絡むとキャラが変わる雪裡の姿があった。
ホントにホッとした。

一時は、私が朝妃を育てなきゃいけないんだ…と覚悟もした。
そうならなくてホントに良かった。
子馬が沢山産まれて、家族が増えた。その分喜びも増えたけど、心配も増えた。
皆、無事に大きくなってほしいし、年を重ねてほしい。
でもいつか、寿命だったり、突発的な何かだったり、別れが来ることは避けられない。
何匹も動物と暮らし、別れて来たけど、ミニ豚の桜子の時みたいに、はじめてペットロス状態になることを考えても、私はまだまだ気持ちが弱いのだと思う。
でも農家にありがちな、「死に慣れる」ということにはなりたくない。
その子その子を思って、いちいち号泣したいと思う。
(それは変わらないんだろうなぁ
)ただ、体を壊すようなことになっては身が持たない。
バランスが難しい…。
結局、慣れるということになるんだろうか…。

馬小屋で、そんなことを考えていて、ふと隣の小屋を見たら、
コリン親子が雪裡の小屋を覗きこんでいた。
親子でノゾキかい?
あなたたちも心配だったのね?
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